期間: 1年半〜大人の歯に生え変わるまで
初診カウンセリング
お口の中を確認後、相談室にて不安や悩みをお伺いします。精密検査
顔・口の写真撮影、レントゲン撮影、お口の型取りをして、診断
検査結果をもとに、詳しい治療の流れ・装置の説明をします。治療開始
装置がお口の中に入った後は、1ヶ月に一度通院し、装置の調節を行います。メンテナンス(保定治療)
積極的な歯の移動が終わった後、成長や歯の生え変わりが大人の矯正治療へ
大人の歯に生え変わった後、仕上げの矯正治療が必要な場合、一般的な治療期間:約18~30か月間、通院回数:18~30回
標準的な治療費:約423,500円
(検査診断料金、基本料金、調節料、観察料含む)
歯の生え変わりやお口の中の状態は個人差がとても大きいため、矯正治療を開始するのに適した時期・治療方法についても、お口の中の状態・身体の成長程度により一人一人異なります。そのため成長段階・心理面なども考慮した上で、それぞれのお子様に適したタイミング・装置をご提案致しますので、お子様の歯で何か気になると思われた時には、お早めに一度ご相談下さい。
人は赤ちゃんの頃から、ゆっくりと時間をかけて食べることを学びます。食生活・生活習慣が身につく大切な時期ですので、規則正しい生活リズムで健康な食生活を心掛けましょう。
態癖・姿勢は、お口の中だけではなく、お顔・全身のバランスにまで影響を及ぼします。例えば頬杖をつくと、緩やかで持続的な力が歯列・顎にかかるため、歯のアーチが歪み、顎自体も左右に偏位することがあります。食事の時はしっかりと足を地面につけて背筋を伸ばした姿勢で食べると、自然とお口に入った食べ物が奥歯に移動し、よく噛むことができます。
姿勢が悪い状態で食事をすると、奥歯でしっかりと噛まないまま食べた物を飲み込むようになり、唾液の分泌が減って食事中に摂取する水分で流し込むように食べてしまいます。顎の正常な発育を促すためにも、 理想はリンゴを丸ごとかじるように、大きく切った食べ物を前歯で噛み切り奥歯ですり潰して食べるように心がけることが大切です。小さい頃からの心がけが、将来の健康的な身体に繋がります。
個々の症状によって治療の必要性・適切な時期も異なりますので、気づかれた時にまずはご相談下さい。
子供の歯が抜け、大人の歯へと生え変わり、身体も大きく成長する時期です。お子様の理解や協力も得られやすいので、お口の周りの筋肉トレーニングや舌癖の改善といった、本格的な筋機能訓練も開始できる年齢です。お口の中の症状によって、取り外しできる・できない装置を使い分け、お子様一人一人の成長に適したタイミングで治療を行います。
基本的な治療期間は1年~2年程度で、積極的に歯を動かす治療が終わった後は、大人の歯に問題なく生え変わっているかを顎と身体の成長も見ながら定期的に経過観察します。大人の歯に生え変わり、仕上げの矯正治療が必要な場合には大人の矯正治療(マルチブラケット治療)へ移行します。
大人の歯へと生え変わる途中、片方の歯だけ生えてもう片方の歯が生えてこない・大人の歯が変な場所から生えてきたといったトラブルがよく起こります。早めに対処すれば装置もシンプルでお子様の負担が少なく治療できる場合が多いですので、何か変だなと気づかれた際には、お早めにご相談ください。